
↑前回の準備編記事はコチラ
毎日コーヒーを飲み続けて、コーヒーカスがある程度たまったから検証するよ。
考察記事中のレシピをだいぶブラッシュアップした結果、だいぶ乖離がでちゃった。
この記事は、堆肥が出来るまでor動きが無くなるまで毎日更新、以降は不定期更新していくからブクマよろ!
庭感式コーヒー堆肥の作り方とレシピ

- 乾燥コーヒーかす:200g
- 腐葉土:200g
- 使用済みソイル:20g
- 水苔:20g
- ビオフェルミン:1錠
- エビオス錠:2錠
- PSB溶液:20g
- 水:適量(湿る程度)
前記事のレシピ案からの変更点としては以下。
- 腐葉土とコーヒーカスの比率
→あんまり「土っぽさ」みたいなのが無くてビビったため。 - 使用済み水苔とソイルの採用
→水苔のセルロースと通気、ソイルの多孔粘度質+活性炭要素が欲しかった。あと有効活用。
なお、カビ対策のため水苔とソイルは洗ってレンジでチンし、錠剤系は砕いてカルキ抜き水に溶いて使用。
これらの材料を混ぜ合わせ、通気口を開けたラップで容器を覆った。
運用としては毎日水やりとかき混ぜ、臭いいかんによってはテコ入れって感じで進めようと思うよ。
容器はラップ温室で使ってるダイソーのあれ。
【検証】コーヒー堆肥ができるまでの観察ログ【随時更新中】

観察ポイント
- 温度(手で触った感じ)
- 臭い(室内で継続可能か)
- 発酵感あるか?何に似てるか。
- コメント
発酵がうまくいったあとの展望としては、使い終わった水苔・ソイルや水草のトリミング片、ラムズ死骸の殻も活用して庭感趣味堆肥を完成させる。
以降は、堆肥の効果を検証。室内で野菜とかを検討したい。電気代やべえだろうな。
初日(20250827)

仕込んだ初日なので発熱と発酵感はもちろんなく、臭いはカブト虫の幼虫がいそうな香ばしいコーヒー土。
腐葉土の臭いが強く、あとにコーヒーの香ばしさが来る感じ。PSBの臭いもいるが、悪い感情はない。
発酵熱が楽しみだなあってのんきに思ってるけど、同じくらい臭いやばかったらどうしようって言う不安。
2日目(20250828)
発熱はなし、臭いも変わらず。
思いのほか乾燥するのが早く、水分多めに噴霧。
とぎ汁を塩素中和して入れるのもよさげだなあと思った。
3日目(20250829)
臭いは変わらずだが、人肌程度にはあったかくなってきた。
使用済みソイルが出てしまったため、レンチン後よく冷まして混ぜ込み。
↑使用済みソイルが出た理由
4日目(20250830)
全体的に臭いがなくなった。おそらくソイルが吸着したんだと思う。
発酵臭とかもなく、発熱も人肌に満たない程度。明日も変わらなかったら菌類再度添加。
5日目(20250831)

発熱と発酵臭がしないため、ビオフェルミンとエビオスを2錠ずつ追加。唐辛子ライクな臭いがする。
水苔がボロボロになってきてるので、なにがしかの分解はされてると思う。
水草のトリミング片がだいぶ出たので乾燥中。これはこれでコーヒーとは別でやってみるか・・・?
6日目(20250901)


スペースがなさすぎて思い切って水草のトリミング片混ぜ込んじゃったww若干水っぽくなったので、様子見て明日の水やりは省略。
臭いは相変わらず唐辛子みたいな匂いで不快感はない。
愛着が湧いてきたころ。
7日目(20250902)
植え変えた食虫植物の用土と活けてて乾燥した花束を細かく砕いて混ぜ込み。
温度の大きい上昇がないため、米ぬかの導入を検討中。取り急ぎ米のとぎ汁をアスコルビン酸Na添加のうえ混ぜ込み。
好気性発酵をするのであれば、表面積が大きい方が良いのでは?と思い、指で複数個所穴開けてみた。臭いの変化はなし。
8日目(20250903)

温度上昇+発効促進のために米ぬかを投入。このあと混ぜ込んだ。
米ぬかはPFCバランスがとてもいいため乳酸菌の餌になりやすく、カロリーも高いため温度を担保しやすいのだそう。
粉上になってるから表面積も大きく、団粒化に一躍買ってくれることを期待。
投入後の香りは少し甘ったるい唐辛子の土。温度は33℃くらいじゃないかな。
切り返しを毎日行うと発酵熱が逃げるとのことで、ちょっと頻度は検討の余地あり。ダイソーで温度計かおかな。
9日目(20250904)
分解が進み、投入した花から水分が出ちゃってて一部嫌気発酵してた部分が激臭だった。混ぜ方気を付けないと。
ほんの一部だったため、混ぜる事で臭いは無くなった。
また、唐辛子っぽい臭いはコーヒー豆が酸化した臭いと判明。
ダイソーで温度計買ってきて温度を計ったら29℃だった。超微熱。
言うほどコーヒー堆肥か?と思い始めてきた。
10日目(20250905)
臭いは完全に元に戻った。良かった。
どうも発熱をしないんだけど、水苔は影も形も無くなってることから分解自体はしっかり出来てるものだと推測してる。
動物性乳酸菌だとキツイ環境なのかな??
もう少し様子は見てみるけど、ぬか床添加して植物性乳酸菌を増やす?とも考えたけど、結構塩分含むから堆肥としてはダメな気がするから超見送り。
塩分が添加されてない植物性乳酸菌・・・納豆入れてみる?
11日目(20250906)
温度はむしろ室温よりちょっと低いくらいで、土の臭いになってた。
水分調整とエネルギー源添加のため、乾燥コーヒーカスと米ぬかをそれぞれ30gずつ添加、ビオフェルミン錠とエビオス錠を2錠ずつ添加。納豆は入れてない。
12日目(20250907)
完全に腐葉土の臭い。温度計は28℃を指してたけど、体感ほんのりあったかい感じがするんだよなー。
結構ふかふかになってはいるんだけど、全然熱を発しないのが難点。カロリーが足りてないんだろうな。
かといって動物性のなんやかんやを入れたくない気持ちが強い。臭そうだし。
明日は切り返し休んでみるか?
13日目(20250908)
切り返しお休み。28℃。
表面にうっすらとカビのようなものが出るようになったので、発熱して欲しい所。
14日目(20250909)

多少繊維は残っているものの、水苔や花束の構成要素はほぼ消えた。
臭いは腐葉土に花瓶の水をかけたようなうっすらカビの臭い。
これ、ほぼ完成なんじゃね?とも思うが、発熱させたい。発酵って感じはあんましてない。
調べてみると窒素分とカロリーが圧倒的に足りてないっぽいので、明日は引く位米ぬか入れてみよかな。
14日目(20250910)

80gくらいの米ぬかを添加したところ、水分めっちゃ吸われたのでカルキ抜き水も添加。
臭いは腐葉土の臭いなのでしっかり発熱してくれ~
15日目(20250911)
すごい!米ぬか添加した結果42℃まで上がってる!やっぱりカロリーが足りてなかったんだろうなあ。
臭いは炎天下のビニールハウスの中の腐葉土。じめってる。
明日切り返す時、オリーブオイルでも少し添加してみようかなあ。
16日目(20250912)
38℃
オリーブオイルを若干添加。カロリー添加が目的だけど、これで温度が上がらなかったら窒素源が足りないんだとわかるだろうなって推測。
温度が上がるようになってから内部が乾燥するようになってきたから切り返しと水分調整は気を付ける。
17日目(20250913)
32℃
オリーブオイル添加しても温度が上昇しなかったので、窒素分が足りてないと推測。
ぴょんとまだらのケージ掃除で水苔が出たので追加。
明日は尿素を混ぜ込んで様子見してみようかな。
臭いに関しては42℃になっても周囲が臭うなんてことはなかったので、室内堆肥は全然いける。
18日目(20250914)
28℃
睡蓮鉢のトリミング片と尿素を添加。
どうでるか。
19日目(20250915)
25℃と室温も、中心部でトリミング片入れたところは他の所よりも温度が高い。
継続的にカラダがあるもの入れてかないと発酵していかないんかなあ?
尿素の効果は今のとこ全く実感できてない。
そもそも窒素があると発熱するロジックもあんま理解してないな。ぼちぼち調べてみよう。
20日目(20250916)
32℃
温度はあがっているものの、発熱しきらない。
調べてみると窒素を餌に微生物が活性化するのとことだけど、有機態窒素じゃないと意味なくて、尿素添加したのはあんま意味ないっぽいww調べてからやれよ。
それこそ米ぬかとかコーヒーかすが良いっぽい。あとおから。
コーヒーかすは、分解に時間がかかるから米ぬかと一緒にいれると時間差で効いて良さげだね。学び。
21日目(20250917)


28℃
近所のお店で乾燥おからがあったので導入してみた。思ったより真っ白けになってびっくり。要経過観察。
もはやコーヒー堆肥とは???とは思うが、コーヒーカスを一定量確保できないと難しいような気がする。
逆に一定量を確保できたうえで、長期間熟成させるなら全然いけるような気もしている。
別途単体で検証するべきかな。
22日目(20250918)
くせえ
切り返さず置いとくと問題ないレベル。32℃。尿素入れたのが多分最大のミス。よく言えばワイン樽のにおい。
あとダニが急に湧き出したからしっかり発酵してもらわないとやばい。
これ、乳酸菌増えるのかな??硝化菌増えてたら居場所無くなっちゃいそうでちょっと怖い。
23日目(20250919)
30℃
コナダニ対策として100倍に薄めた穀物酢を噴霧。
水分量が多く、若干粘土質みたいになっているためラップ撤去して様子見。
嫌気性発酵臭がするので、乾かしたら再度ふかふかの堆肥に戻すのと、ダニ根絶を当面の目標にするよ。
24日目(20250920)
30℃
一時的に40℃まで上がったけど、打ち止めになった感じある。
ダニは穀物酢と乾燥で目視できない範囲にはなったけど、水分量によるベタつきが解消できない。
明日はバーミキュライトを添加して水分量の調整と通気性の改善を試みることにしよう。
まじでコーヒー堆肥ではなくなってきたので、改めて検証してこの記事リライトするっすわ。
25日目(20250921)
28℃
結構な量のバーミキュライトを追加。粘土質だったのが明らかに改善されたからすごい。
そのかわりまっ金々の堆肥になっちゃった。
若干粒が大きいのがあるから、通気性も改善された感じある。発熱に期待。
26日目(20250922)
28℃
水分量は良い感じになってきたけど、大きな発熱はなし。
今日から穴あけラップ温室状態に戻した。
壁面の下の方に水分が偏って嫌気域ができる対策をうちたい。
ダニはよく見ると観察できちゃうので、盛り土が出来ないのがショボーン。
27日目(20250923)
26℃
結露が溜まるラップの面にダニが密集するので一網打尽。
酢液散布。その他変化なし。
28日目(20250924)
26℃
ラップしてると水分量が溜まっちゃうので、やはりラップはとった。
発熱、臭いなし。なかなかままならん。
粘土状になってる粒を潰して上の方で乾燥させてる。
若干盛り土気味にしてみた。
29日目(20250925)
寝落ちしたため未観察。体調悪いんか?
30日目(20250926)
室温。かき混ぜただけ。
ラップは外している状態に留めてる。
有機物が足りなくなってきたのかな?とも思うが、投入やめてから2ヶ月で完熟開始みたいなの読んだから1週間くらい切り替えしのみで様子見る。
その後なんもなかったら有機物、乳酸菌、PSBなどあらゆるものをいれてみようかな
31日目(20250927)
室温。だめっぽいな。
普段行ってるスーパーにあぶらかすが売ってたので早々に添加しちゃうか??
明日検討。
32日目(20250928)
室温。
まるで変化が無いのであぶらかすを微量添加。
水分量は流石に抜けて行ってるため、フカフカの土に戻っていってはいる。
ところどころ粒があるところは点在するけど、団粒化してるってことにする?
33日目(20250929)
30℃
あぶらかすの優秀さを推して知った。これ、水分も無ければ粒も良い感じだから、マイルドに温度も上がるしふかふかになるな。
今日も大さじ1位添加。
34日目(20250930)
30℃
特に変化なし。切り返しのみ。
35日目(20251001)
28℃
一日を通して温度が下がり始めたが、一旦あぶらかす添加はストップ。
水分が少なめだったので、切り返しつつ若干吹き付け。
36日目(20251002)
26℃
あぶらかすを大さじ1程度添加。
今回は混ぜ込むのではなく、上に置いてみた。
どうせ明日切り返す時に混ざる気もするが、ゆっくり分解される素材が欲しいな。
37日目(20251003)
26℃
表面のコナダニがエグい。あぶらかすに寄ってきてる感じがするので、あぶらかすごと表面を掘って廃棄。
ちょーーっと厳しいかもしれんな。
コナダニいるとたちどころに分解し始めちゃうし、一旦リセットも視野にいれて検討中。
38日目(20251004)
ギブ
敗因はコナダニ。まさか臭いとか発酵しないとかじゃなくて虫にやられると思わんかったなあ。
取り急ぎ書いたけど、ちょっと後で今後の方針をまとめるよ。
まとめ
後で書くよ
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