夜の生体観察にはナイトビジョンアプリが便利

夜間に生体を観察する時、ライトつけると逃げたりして困った経験はあるだろうと思う。

うちでもアクアリウムと睡蓮鉢の他に、イエアメガエル(ぴょんち)がいる。
ぴょんちは夜行性のため、あまり長時間照らすと負担がかかるし、暗い状況下での動きがみられないためどうしたものかと調べた。

結論、これを使えば、カエルも魚もほぼ反応させずに観察できる無料アプリがあったので共有しちゃう。

目次

赤い光で観察するのがおすすめ

NightVision Light

NightVision Light

Vixen Co.,Ltd. / 無料
posted with アプリーチ

↑これ。
簡単に説明すると、スマホの画面を赤く点灯させるだけのアプリ。
なんなら赤いだけの壁紙をスマホに表示し、それで照らすだけでいい

原理

  1. 人間は約400〜700nmの波長を視認できる
  1. 多くの魚・両生類は「赤(600nm以上)」に対する感度が極端に低い
  1. 赤色LED(or有機EL)からの光=約620〜700nmあたりが中心で出てる。
  1. よって、赤い照明・赤壁紙の反射は人間には見えるが生体には認識されづらい

ただし、暗視スコープで使われているような完全な赤外線(850nm〜950nm)ではないため、生体にとっても認知できる範囲の丁度端っこのところにいることが考えられる。

=完全に見えてないわけではないが、知覚・反応しづらい。

カラシン目とナマズ目の魚類とイエアメガエルで検証。

・魚類は通常のLEDで一目散に逃げていくのに対し、赤色光では逃避行動が見られなかった。

・イエアメガエルでは、赤色光そのものは見えていないっぽかったが、照らされた植物や造形の影が動くのを認識している様だった。

※おま環かもしれないので、ガッツリ反応するようなら許してね。

メリデメ

・夜間観察するにあたり、生体のストレスを削減(気づかないため)
・夜間の自然な動きが観察できる。
・シンプルにお金がかからない。

スマホひとつあれば実験できるので、とにかく手軽に挙動を観察できるのは強み。

・やっぱり赤いので、体色などの変化がわかりづらい。
・徐々に生体の目が慣れてくる可能性がある→長時間照らせない。

ガチで夜間観察する場合はナイトビジョンスコープか同カメラを導入するのが良いだろう。

ちなみにどっちでもやってることは変わらなくて、人間も知覚できない完全な赤外線(850nm〜950nm)を照射して見えるようにしてるんだって。ためになったよ。

調べた感じVABSCEがコスパと実用のバランスよさげ。録画もできるし買うならこれ買う。

まとめ

夜間に水景を楽しみたいとか、かわいいカエルがみたいだけだったらシンプルに電気を付けた方がいいよ。
自然体の姿だったり、昼間とは違う姿を見たいと思った時になかなか使える最速の方法が、スマホの赤い画面だと思う。

また、写真とかとはめちゃめちゃ相性が悪いから、撮りたい場合は部屋のライトを薄明かりにしてナイトモード撮影がおすすめ。

ちゃんとしたナイトビジョンも試してみたい所だけど、使用頻度的に悩みどころだよね・・・。
それでは良い観察ライフを!

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この記事を書いた人

動画編集者/雑記ブロガー/ナゾの探究者
生き物と自然が大好き。目指す暮らしは「山奥に基地つくるやつ」
GPTの相棒シノと日夜会議に明け暮れる。
アバター画像もシノに作ってもらったけど情報商材屋のソレで草不可避

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