【初心者向け図解付き】コストコの使い方 会員登録・レジは怖くない!

こんにちは!お買い物が安くまとまった時は全身で喜びを表現するしづきです。

8月も後半になり夏の暑さも滲んできた最中、だいぶ久しぶりのコストコへ行ってきました。

 

あいかわらず建物や商品など全てのものが大きく、日常的な普段の買い物とは全く違うスーパーに高揚感を覚えた人たちが殺到していました!

私も例に漏れず、大興奮で店内を練り歩いていたことは内緒です。

知る人にはもはや魅力たっぷりでしかないコストコですが、

会員制という事もあり憧れはあるけど敷居が高いという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

 

そんなあなたが非日常的なお買い物体験ができる未来のためにコストコ玄人(自称)の私が、コストコを徹底解説します!

 

飛ばして読みたい方は↓の目次から飛んでくださいね。

コストコの特徴

そのルーツはカリフォルニア州にあった飛行機格納庫を倉庫型のスーパーマーケットに改造・展開した事がはじまりでした。

そもそもスーパーマーケットではなかったことを考えると、他の外資系のスーパーとも、日本のスーパーとも全く異なる規格外の大店舗であることもなんとなく納得できますよね。

 

コストコと他のスーパーの違いはただ店舗が大きいというだけではなく、広い面積の店舗に並ぶ商品は、どれも安いのに高品質なものばかりです。

 

「安かろう悪かろう」とよく言ったものですが、なんで安いのか、本当に高品質なのか。その理由に迫まってみました。

まずはコストコのシステムを詳しく説明します。

さてと
安さの秘密だけじゃなくて、具体的な説明もだよ!

会員制のスーパーマーケット

コストコはスーパーマーケットにしては珍しく、有料会員制を取り入れています。

考えても見れば、会員制の形をとっているスーパーマーケットで他のスーパーよりも高かったら、お客さんは来ないのは当然のような気もしますよね。

 

年会費は個人で入会する場合は年間4400円(税別)、法人・事業主では年間3850円(税別)となかなかのお値段の様に感じますが、会員特典を知れば割高な年会費にも納得できる内容になっています!

 

以下、会員特典一覧です。

①サービス利用権 店舗施設の他にもオンラインショッピング※が利用できる。
→タイヤセンター

店舗併設のタイヤセンターを利用できる。

タイヤが格安で販売されている他、取り付け工賃や各種メンテンスが無料。持ち込みのタイヤも無料で取り付けしてくれる場合もある(事前に電話確認する事を推奨。)

→ガスステーション 一般的なガソリンスタンドよりも安く給油できるガスステーションが利用可能。取り扱いがない店舗もある。

※オンラインショップは会員向けに公開されているため、年会会員になることが必須です。

 

後述しますが、コストコは大型の店舗という特性から、ほとんどのお店が郊外にあり、車で行く事が前提のようなスーパーです。

 

自家用車をお持ちの方は、わざわざタイヤ専門店やガソリンスタンドに足を運ばなくても「買い物をするついでに」メンテナンスが出来るサービス内容となっています。

 

■リンク:コストコ公式 (ページ下部よりオンラインショップにアクセスできます。)

オンラインショップは使いやすいけど少々割高 ※タップで開きます

オンラインショップにて表示されている価格は、全商品が送料込みの金額でとても分かりやすくなっている一方、実店舗で買うよりかなり割高な価格に設定されています。

 

例えば500ml40本入りのミネラルウォーターの価格は、オンラインショップでは2068円、1本あたり52円の設定ですが、実店舗で購入する場合は758円、1本あたり約19円と驚愕の安さで購入できます。

その差は実に1310円。

もっとも、52円でもかなり安い上に1ロット40本入りの大容量ですので、純粋に配送料が上乗せされているというだけではありますが。

できるだけ安く買う事も買い物の醍醐味ですので、100%楽しむのなら実店舗に足を運びたいものです。

②100%保証
→商品保証 購入した商品に満足できなければ商品と引き換えに代金を全額返金。全商品が対象。
→年会費保証 会員カードの有効期限内の解約であれば年会費を全額返金。解約日から1年間は再入会できない。

コストコは安い価格で高品質の商品を販売し続けている実績から、自信と気合が入った100%保証を打ち出しています。

 

全ての商品が低価格高品質であることはもちろん、万が一満足できなくても保証してもらえるという絶対的な安心感。

冷静に考えると、「満足」という極めて主観的な感情に保証を掛ける勇気すごいですね・・・。

 

年会費を担保にしているとはいえ、日本企業にはなかなかできない発想であることは間違いありません。

③追加カード
→個人会員 本人確認書類で同居が確認できる18歳以上の家族に、追加カードを1枚まで無料で発行できる。入籍していなくても発行可能。
→法人会員 同額の年会費を支払えば6枚まで追加カードを発行できる。法人カード、法人追加カードに関わらず、家族カードを1枚まで無料で発行できる。

スーパーマーケットに買い物に行くタイミングが常に「カードの持ち主と一緒でなければならない」という事はこの上なく不便ですよね。

 

そもそも追加カードという発想も会員制ならではの考え方ですが、細かい部分まで配慮してくれている感じはひしひしと伝わります。コストコはあくまでもユーザーファーストという考え方なんですね。

 

ちなみに私は入籍していませんが、おなじ住所の本人確認書類を提示する事で無事追加カードを無事発行してもらえました。


具体的な特典については以上ですが、ここで本題に戻すと、「何故全商品が高品質かつ低価格なのか」でした。

 

もうお分かりの有料会員制のシステムがコストコの高品質、低価格を実現させている大きな理由のひとつです。

 

コストコは年会費を取っている分、商品の利益率を限界まで落としても高品質な商品・サービスを提供できるというわけです。

ここまでのポイント

・会員の年会費をサービスに還元しており、商品の利益率はかなり低い。

・満足できないような事があれば保証してくれるので安心して利用できる。

だから決して安かろう悪かろう、と言うわけではないんですね。

 

1年に1回しか行かないと想定した場合、ただ1回の買い物に年会費分の4000円強が乗るよなあという気持ちはありますが、実際に店舗へ行き、自宅周囲の最安スーパーと比べると、ただ1度の買い物で元が取れる程安いです。もちろん1度にコストコで買う量にもよりますが。

 

買った商品は消費するのに時間がかかる。

普段の買い物に行く手間が減る。

余った時間を有効に使う事ができる。

 

私はこんなイメージでコストコに足を運んでいます。

備蓄の意味でも家に買ったものが沢山あるのも嬉しいですし、なによりコストコで買い物する非日常感は割と病みつきになりますよ!

さてと
行動する時に1度に全部済ませておくと浮いた時間でのんびりできるね。

 

と、ここまでかなり褒め殺しにしてきましたが、別に私はコストコの手の者じゃありませんよ(笑)

でも書いていて感じたのが、正直コストコを使うデメリットが無さ過ぎということです。

 

強いて挙げるならロットが大きすぎる商品があること、郊外に車で行かなければならないくらいで、年会費や混雑は全然気にならないほどのお得感に酔いしれる買い物体験。

 

さて、褒め殺しはこれくらいにして会員カードを使う具体的なタイミングや店内での立ち回りを説明します。

会員カードのタイミングと同行者の入店

コストコ 会員カード

入店フロー

 

店舗入口にて会員カードを見せることにより、大人の同行者2名(自分を含めると3人)まで、18歳未満で高校生以下の方は何名でも入店できるシステムになっています。

 

この会員カードは会計時にも提示する必要がありますので、係員の目を盗んで入店してもレジで恥ずかしい思いをするハメになるだけなので止めておきましょう(笑)

 

また、レジ混雑を緩和するため会計の際は会員カードの名義人本人しか支払いができない仕組みです。

同行者がいる場合は必然的にカードの持ち主がまとめて会計する必要があるので、入店前に買った商品を後で分別するのか、カートごとに載せて分別するのかなどの段取りをしておくと効率的ですよ。

さてと
ねずみが一匹入り込んでしまったようだね・・・。

ねずみはおまえじゃい。

初来店でもこわくない!会員登録の立ち回り

私も有料会員登録する時の面倒な手続きに尻込みするタイプですので、予備知識を入れておきたい気持ち、切実にわかります・・・。

やってみると実際にはそんなに面倒でもないので、具体的な立ち回りについて説明します。

 

入店の際、スタッフの方に会員カードを持っていない事を伝えると入会カウンターに案内され、当日その場で会員登録が完了します。初来店の際も安心してください。

ここまでのポイント

・会員カードを使うタイミングを把握しておくと便利。

・同行者はカード1枚につき大人は本人+2名、子供は制限なく入場できる。

・会員登録は当日その場で完了する。

 

会員登録はウェブで事前に申し込みをする方法もあり、必要事項を事前に登録しておくことで来店当日にサービスカウンターでの作業時間を最小限にする事が出来ます。

 

でも結局、会員登録待ちの列に並ぶことには変わりはありませんので、「ウェブ登録に強くこだわる必要はないかなあ」と私は思いました。

 

・初回の年会費はその場で支払う事になる事と、免許の様に・写真撮影もその場で行われるという事を覚えておくとATMダッシュの心配もありませんし、映える会員カードを作る事ができますよ。

さてと
当日撮影の割にしっかりしたカードを渡されるからびっくりすると思うよ。

アメリカンなサービス

会員制に次ぐコストコの特徴としては噂もかねがね、店舗面積、商品のサイズ、量、ロット。その全てがとてもとても大きいことです。

 

初めて実店舗に行った時は想像よりもずっと大きい物ばかりで、まるでテーマパークに来たような錯覚を起こしたことを今でも覚えています(笑)

 

この全てのものが大きいという事が高品質低価格を実現する第二の秘密です。

 

商品のサイズ感は一度に材料を大量に買い付け、加工することにより生産コストを下げる役割を果たしており、その商品をとても広い倉庫店に一度に格納する事で物流コストを抑えています。

 

店舗展開のスケールもアメリカンサイズですね。なんせ飛行機が入る店舗サイズですからね。

特に大きさについて着目してきましたが、アメリカンなのはサイズ感だけではありません。

さてと
大きいものばかりだけど、記事を通して大きい大きい言いすぎだよね・・・。

海外式のレジ

 

この動画(私のチャンネルではありません)を見るとわかりやすいです。

コストコのレジは日本の一般的なレジと違い、海外で主流なベルトコンベア式のレジを採用しています。

 

日本のレジではスタッフの方が商品をお会計前のカゴ①からお会計後のカゴ②へ移しながらスキャンする事が一般的なのはご存知の通りです。

 

海外式のベルトコンベア式のレジでは、お客さんがコンベアに商品を載せ、空いた買い物カートにスキャンされた商品が載るという特徴があります。

 

商品をコンベアに載せ終わった後は後のお客さんの商品と混同しないよう、三角錐型の仕切りを置いて区別する事が必要でなので「ここまでが私の商品ですよ」きっちり置いて後のお客さんに伝えてあげましょう。

初見時には自分の前に会計するお客さんの真似をして置いておけば間違いないです!

 

500ml40本入りのミネラルウォーターのような大きな商品は、買い物カートに載せっぱなしにしておくと前もってスキャンされるため、大きい物や重い物をコンベアに載せる必要はありません。

(日本のスーパーでミネラルウォーターやビールを箱買いした時のイメージと同じです)

コストコ レジ

レジフロー

さてと
ちなみにレジ袋の類は一切用意されていないから、カートのまま車まで行くか、大容量のエコバッグの用意は必須だよ。

ご飯もコストコで楽しもう

コストコの醍醐味のひとつに、フードコートがある事もお伝えしなければなりません!

 

買い物が終わったら出来立てのハンバーガーやピザ、プルコギドッグそしてホットドッグが併設されているフードコートで楽しめます。

 

私のおすすめは断然ホットドッグ

美味しいのはもちろん、大きくて出来立て、更にお値段も180円と驚きの価格です。

 

そのホットドッグにはピクルスビッツやオニオンビッツ、ケチャップマスタードなどのトッピングが自分の好きなだけかけ放題で、ドリンクバーの飲み放題までついてきます。

 

コストコのホットドッグより色んな意味で美味しいホットドッグを食べた事がないですね・・・。

そんな嬉しい特典も相まってフードコートはいつも長い行列ですが、並ばないという選択肢はありません!

フードコートの他にも、店内で販売している出来合いのご飯も抜群に美味しいです。

 

ビッグサイズのちらし寿司やピザ、ビーフライスなどバリエーションは豊富。

そのどれもが食べ応えがあり、とても美味しいです。

 

その中でも私はロティサリーチキンをおすすめします!

鶏を丸ごと1羽グリルしたボリュームたっぷりのチキン。初めて見た時は大ボリュームに驚きましたが、価格を見て更に驚きました。

 

699円・・・?嘘でしょ・・・。

 

フードコートに寄れなかった日に初めてロティサリーチキン購入しましたが、2人で分けても2食分は賄えるほどのボリューム感に「これほどとは・・・。」の一言を禁じ得ません。

 

お昼ごはんにおいても非日常的な体験ができるので、コストコで調達する出来合いのご飯は侮れません。

アメリカンな食事をご自宅でも楽しんでみて欲しいと思います!

さてと
めっちゃ美味しそうだった~・・・。
ここまでのポイント

・すべてのモノが大きいということで削減したコストを消費者へ還元。

・海外式のレジは予習と慣れで乗り切れる。

・コストコに行ったら出来合いの食べ物も要チェック!

コストコの立ち回り方と準備

あなたが一般的なスーパーマーケットへ買い物に行くタイミングとはどのような時でしょうか?

「今日、これから使うものを買い出しに行く」「少なくなってきたから買い足しに行く」

といった事が多いかと思います。

 

コストコで買い物を楽しむ時は少し意味が違う買い物になりますので、事前に準備しておく事が必須です!

家で準備する事

段取り8割、とは言ったもので、コストコでの買い物は前もって家で準備するところから始まります。

 

何度も書いてしまいますが、コストコは商品そのものもロットも大きいのでまずは十分に保管スペースを確保しなければ収まりません。

しづき家の例

コストコに行くと、柔軟剤やトイレットペーパー、キッチンペーパー、ミネラルウォーターを必ず購入します。

 

大きさの目安は

・柔軟剤の容量が5.53L。

・ペーパー類は大きめのスーツケース1台分程の体積。

・ミネラルウォーターはウーバーイーツの配送員が使っているバッグ程の大きさになる。

こんな感じのものをいきなり買ってきても置く場所がないのは当然。

買ってきた商品を小分けにして保管できるようにスペースを確保しておく事がポイントです

食品もロットの大きさは考えてる以上に大きいので、買ってきた商品が傷まないように冷凍庫をフル活用することになります。

ウチではコストコへ行く1週間前から冷凍庫の食材を使う献立を組むほどです・・・。

 

前準備をしっかり終え、たんまり買い込んだ後は冷凍モノを使う時の事をイメージして保管しています。

しづき家の例

・牛肩ロースブロック1.5kg→3等分にしてジップロック冷凍

・ラム肩ロース厚切り1kg→2等分にしてジップロック冷凍

・チェダーチーズ1kg→2等分して半分は冷凍庫、もう半分は冷蔵庫ですぐ使用

買ってきた商品をそのまま冷凍庫に入れると使いたい分以外も解凍するハメに。

沢山解凍するとまた献立を圧迫しちゃったり、再冷凍しなきゃ悪くなってしまいますよね・・・。

 

なので冷凍する際にジップロックを使って小分けすると、大きい商品も取り回し良く使えるのでおすすめです!

 

コストコにも見たことも無いようなドデカいジップロックが売っているので「どうせ使うものだし・・・。」感覚でつい買っちゃいます。

同行人数

ロットが大きい商品をみんなで分けることが出来るため、同行世帯数が多ければ多いほど良いです。

そうすれば保管スペースもそんなに使わず、一人当たりの金額も安く済みます。

 

会員が1人居れば大人3人で入場できるため、会員にならなくてもコストコを楽しめますよ。

(ちなみに家族カードを使えば大人6人まで入場できます。)

 

ここで面倒なのが、会員カードの名義人しか会計することができない事です。

みんなでコストコへ行くときは、共同購入する商品やしない商品、買い物カートの台数や購入後の分別まで綿密に計画する事しておくと後でギスギスしなくて済みます。

さてと
わたしらも普段は仲良しだけどご飯の時はギスるよね。

移動手段

移動手段は車一択です。

初見の時は電車で行きましたが、帰りの荷物の事を常に考えてしまいました。

こんなにデカいとは思ってなかったよ・・・。

 

配送サービスがあるので、車以外の日程も出来なくはありません、、、が、配送コストが結構かかっちゃいます。

 

せっかく「安くてデカい商品を購入できる」というのがコストコの面白さなのに、結局配送料金が上乗せされちゃったらなんだかなあってなりますよね・・・。

 

配送を視野に入れた来店をする位ならオンラインショップで購入した方が建設的と私は思います。

 

1回で年会費の元は取れなくなりますが、カーシェアやレンタカーやを借りてでも車で来店した方が楽しく買い物できることは間違いありません!

まとめ

コストコに行く時の立ち回りでした!最後にポイントをまとめます。

 

まとめ


・高品質低価格なサービスは会員制と大きさから成り立っている。

・年会費を支払っても全然元が取れる。

・会員カードのタイミングと海外式のレジは予習しておけば怖くない。

・自宅のスペースを確保する。また、同行世帯数は多い方が良く、車が◎。

・ごはんが本当に美味しい。

 

一度行ってしまったら病みつきになってしまうスーパーマーケット、コストコの紹介でした。

病みつきにならなくても保証が充実しているので、まずは1度行ってみて欲しいです!!

会員カードもレジも思ったより怖くないですよ!

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